オオキツネノカミソリ

オオキツネノカミソリはヒガンバナ科の多年草で、野山に植生し、関東地方以西に分布しています。彼岸花と同じで葉と花は共存せず、伸び出た葉は一度枯れてしまいます。7月ごろ、球根から葉をつけない茎がグングン伸び出て、先端から3~5個の花を咲かせます。
花の名前の由来は
(1)花の色がキツネを連想させること
(2)葉が枯れた後に花を咲かせるため、キツネに化かされたようであること
(3)葉の形がカミソリに似ていること、などと諸説あります。

オオキツネノカミソリの群生地は、「城ヶ山を守る会」発足当、登山道を整備している際に発見したもので、約0.5haに約2万本が群生しており、これだけの規模の群生地はかなり珍しいものです。

花の時期はお盆過ぎの8月中、下旬頃になります。まだまだ暑いこの時期、ケヤキの森を渡る風は涼しく、その中にひっそりと咲くオオキツネノカミソリは 写真愛好家の被写体ともなっています。

このオオキツネノカミソリの群生地の由来は、今から120年ほど前にさかのぼります。言い伝えによると、地元の人たちが神社を建てようと、長野県の諏訪大社の宮大工に頼みに行った際に、境内にあったケヤキの苗130本を持ち帰り、大栗山の一角(1ヘクタールほど)に植えました。ケヤキが成長し、森になると、一帯には、ケヤキを使った椀や盆などの木製品を作る木地師きじしが多く住みつきました。その木地師たちが、球根をすりつぶして体の痛いところに貼ると効果があるといわれる薬草「オオキツネノカミソリ」の栽培を始めました。その後、用材としてのケヤキの需要が減少し、木地師は別の土地へ移住したが、残ったオオキツネノカミソリは、ケヤキの森でひっそりと生き続け、現在の群生地を作ったと言われています。

大栗山にある看板です。

オオキツネノカミソリ への2件のフィードバック

  1. 原田 のコメント:

    8/14観光協会に問い合せメールしましたが回答が届いていないので問い合せさせて頂きます。市HPや新聞報道で知りました。昨年も県道80号を面ノ木側から走りましたが登山道入口を見逃してしまいました。
    質問1.国道257号から県道80号線を面ノ木峠方面に約4km入るで正しいでしょうか?
    質問2.登山道入口は標識などで判るようになっていますか?
    質問3.マイカーで行くしかありませんが駐車スペースはありますか?
    以上、よろしくお願いします

    • 城ヶ守 のコメント:

      コメント有り難うございます。地元のお祭りなんかありましてコメント見逃していました。
      質問1 オオキツネノカミソリでしたら国257県道80号約4キロでオッケーです。
      質問2 県道沿いに約600mの看板がありますが、そこから徒歩です。
      質問3 駐車スペースは10~15台程度しかありませんが、たぶん駐めれます。
      ほんとうにすみませんでした。田舎の事でお盆で忙しく対応できなくて申し訳ありませんでした。
      訪れて頂けるなら、再度観光協会にお訪ね下さい。対応が悪ければ城ヶ守に言うよう言って下さい。
      私も仕事がありますができるだけの対応をさせて頂きます。
      返信が遅くなり本当にすみませんでした。

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